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DX方針 ~ グリーンフィールドDX戦略2025 ~

グリーンフィールドの経営者メッセージ

創業当時より、人が行う作業と機械が行う作業が明確であったため、
製造ラインのIT化は生産性を意識する上で重要だと考えておりました。
2007年トレーサビリティ基幹システムを導入した後、
2009年2月には「沖縄IT経営大賞 企業特別賞」を受賞。あれから15年経った今、
改めて我が社が目指すべきは、
農作物の生産・加工・販売を一貫として行うためにもデジタル化を自ら推進し、
沖縄県の食品関連事業として少しでもお役に立てることをしていきたいと思っております。
内部改革では、お客様の自動受注取り込みから始まり、
大型機械導入で得られる業務負荷の改善、量販向け生産の向上、
計量器連携ではリアルタイムでデータを取得し、
その結果から得られる歩留り(時期・産地・天候・育成状況)分析が可能に、
その他月次単位の累積データの活用、全工程の流れと作業区分別で重要箇所の
見える化をすることで、素早い経営判断が可能となります。

また、業務の標準化や教育の平準化の難しさも日々の業務にあり、
工数の基準数値から改善と調整、リスクヘッジをデータ化することで、
適切な手段と判断で業務を遂行できると考えております。
食料安全保障の強化と農業生産の振興を図りながら、
生産・加工の付加価値向上はもちろんのこと、原料コストや作業コストの指標を確立し、
加工過程で出る廃棄を最小限に、または規格外も含めた農作物を最大限に活用します。
食品ロスの意識はもちろんのこと、災害を含めた不測時でも対応可能な供給力を維持し、
働く環境改善、作業現場のムリムラムダの削減、
ひいては利益向上による生産農家への循環還元、供給基盤をより強固なものにし、
所得の増加に繋げていきます。
デジタル技術を活用することで関わる全てのものに意識が高まり、
生産から加工とモノづくりする上で必要な教育が必要不可欠となります。

「自分を育て、人を育てる」という意識と知識と行動を維持向上し、
継続的な取り組みにも参画「全員参加経営」を実現することで、
一人ひとりの働き甲斐にも繋がると考えています。
人と機械をしっかり見極め、
企業の発展と社員の持続的な成長を遂げるためにもDX化を推進し、
安心して働ける職場環境を目指しながら、
デジタルに対応できる企業の事業領域拡大と組織体制の変革できる人材育成が必要である
と考えております。

ステークホルダーが期待する新たな価値を提供し続けられるようDX化に務めて参ります。
「more clean、more green(もっと安心安全に、もっと野菜を届ける)」をスローガンとし
地域に、社会に、沖縄に、日本に寄与できる企業つくりと、地球が喜ぶ未来を創る活動をしていきます。

有限会社グリーンフィールド
代表取締役社長 大 城 洋